大学入学共通テストのプレテストの問題を解いた感想その8(数1A第3問前半)
長い・・・問題文が。こういう場合は、ざっくり読んで、どこに何が書いてあるのかだけを把握しつつ軽く読むのが個人的にはお勧めです。掻い摘んで書くと、
1.箱A箱Bのどちらかを選んでクジを2回引く
2.1回目に当たりが出たという条件付きで、2回目も同じ箱から引くのが良いか、それとも違う箱から引くのが良いのかを考える
という感じです。今回のポイントとなるのが、条件付き確率というものですが、これは、大きく分けて下記の2つの解き方があります。
これらは問題によって使い分けるのが良いですが、今回のように問題文で誘導される場合もあります。ちなみに今回は、2つ目の乗法定理の公式を利用するように誘導されています。誘導に乗っても良いのですが、今回は、箱Aを選ぶのも箱Bを選ぶのも同確率なので、場合の数をそのまま利用する方法で前半部分を解こうと思います。場合の数を直接利用するときは、表を使って解くと分かりやすいのでおススメです!では、連続で解きます!良かったら、先に公式で解いてから見ていただけると、表で解くことの素晴らしさが伝わりやすいかと思われます。
いかがですか?表は全部同じものです。表で解く分かりやすさ、伝わりましたか?念のためにもう一度書いておきますが、これが出来たのは、箱Aを選ぶのも箱Bを選ぶのも同確率だからです。では、続きを解きましょう。
「かつ、または」の考え方を復習なさりたい方はこちらのエントリーをどうぞ。
いかがでしたか?表を使って解いたので説明が若干不足気味だったかもしれませんが、自分で解きながら読んで頂けると理解しやすいかと思います。
今回のように表で解ける問題ばかりではないのですが、表で解けるときは積極的に利用するのが、数学を使いこなすということかな?と私は思います。数学は道具ですからね。表も公式も道具です。用途に応じて使いこなしましょう。
前半はここまで。
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