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解法暗記のコツ(数学)

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 今回は、このエントリー

learn-for-fun.hatenablog.com

の続きです。

 

 今回のテーマの勉強、スタンダードな解法の理解と暗記、いわゆるインプットが、勉強のメインになると思われます。ここをしっかり勉強しておけば、点数はそこそこ取れます。具体的に書きますと、例えば、ベネッセ駿台模試などでは、小問集合問題の第一問すべて、第二問目以降であれば(1)(2)までと(3)の途中までくらいは解けるでしょう。偏差値で言うと60くらいは軽くいきます。あくまでも、解ける問題を完答できればの話ですが。

 

 スタンダードな解法の理解と暗記におすすめな問題集は、白チャート(数研出版)です。これは、基礎の理解と暗記にも使えますが、スタンダードな解法の理解と暗記にも使えます。ただし、基礎のときと比べると、勉強においての核の部分だけあって、使い方の方が重要なのではないかと私は思っています。なので、学校で黄色チャートを購入しているんですけど・・・っていう人は、黄色でも良いと思います。ただし、基礎の理解と暗記は教科書で徹底的にしておきたいところですが。

 

 なにより重要なその使い方ですが、まずは例題の問題文を読み、解法をイメージしてみます。イメージ出来れば解いてみます。イメージできない場合、図を書いてみたり、変数のまま考えるのではなく具体的な数字で考えたりしてみます。この試行錯誤のくせをつけることが、その後の理解度や記憶の残り具合に関係してくるのではないかと思ってます。もちろんそんなに長く考える必要はなく、無理だと思ったら止めてもらって大丈夫です。

 

 次に、例題を解けた人、解けなかった人、何をどう考えて良いか分からなかった人、ほとんどの人は、解説や解答を見ると思います。しかし、いきなり解答を見るのではなく、まずは、問題文のすぐ下にある、チャート&ガイドを読みます。すると、「あ、なるほど」と思えるはずです。解法の糸口が見えた場合は、やはりもう一度解いてみます。そして、そこでまた詰まってしまった場合は、解説を疑問が解消するまで読みます。決して最後まで読むのではありません。疑問が解消したら、またもう一度解いてみるのです。これを一通り解き終わるまで繰り返すわけです。

 

 ここが一番重要だと思っているのですが、ただ解説を読むのではなく、自分で解いている思考のまま解説を読むという部分が最大のポイントなわけです。どういう意味かと言いますと、ただの読み物風に解説を読んでしまうと、「あれ?何故こんなこと言えるの?」とか、「これはいったい何の計算をしているの?」という疑問が浮かぶようで、問題を解いている頭で解説の文章を読んでない生徒から、よく、このような質問を受けます。

 

 そのとき、ただ答えを教えるのではなく、もう一度最初から、多少の解説を加えながら一緒に解説の文章を読んであげると、すぐに、「あ!分かった!」となります。言葉は悪いですが、頭をフル回転させながら読んでいないから、数式の意図するところが読み取れないのです。これは、「教科書を読めない子が3人に1人問題」に通じる部分です。(新井紀子さんの著書「AI vs 教科書が読めない子どもたち(東洋経済新報社)参照)

 

 まあ、頭フル回転で文章読むの疲れますもんね。休憩しながらボチボチやっていきましょう!そのうち慣れますから。

 

 ちなみに、例題の問題文読んで、チャート&ガイドを読んでも何をどうして良いか分からないっていう人、その人は、基礎の理解と暗記が出来ていない証拠ですから、もう一度、基礎(教科書)からやり直しましょう!基礎を白チャートでやったのに!っていう人は、理解と暗記が出来ていないのですから、出来ていなかったことを3秒ほど反省して、復習する時間を生活の中に組み込んで、しっかり反復演習していくしかありませんね。これは、勉強に限らず何かをマスターするためには必要なことです。

 

 失敗しながらでも少しずつ軌道修正して前に進めば、いつかは必ず良い結果がでます!頑張って続けていきましょう!!!

 

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