センター試験前日に贈る言葉
とうとう平成31年度センター試験の日がやってきました。1日目は文系科目、2日目が理系科目なので、個人的には明日ではなく明後日の方が気になります。昨年は、新テストを意識した出題が見られましたが、今年はどうでしょうか?新テストを意識したものになっている(私はそうなると思っていますが)場合、どんな素敵な問題を作り出してくれていているのか、楽しみで仕方がありません。
実際に入試を受ける方からしたら、「楽しみ~なんて不謹慎な!こっちは勝負がかかっていて真剣なんだぞ!」と怒られてしまうかもしれませんが、不安でドキドキした精神状態で試験を受けるよりも、楽しみな精神状態で受けた方が、良い結果に結び付くんじゃないかなぁと個人的には思っています。
というわけで、センター試験前日に、ささやかながらアドバイスを送りたいと思います。受験生が直接これを前日には読まないとは思いますが、受験生に声をかけてあげる人は良かったら参考になさってください。
簡単に言ってしまうと、センター試験前日に出来ることはごくわずかなことしかありません。それは何でしょうか?
ときどき、試験前日は勉強のペースを抑えて、早めに寝て、リラックスして試験に臨むのが良いとアドバイスしている記事を見かけますが、どうでしょうかね?もちろん、睡眠不足で試験に臨むのは論外ですが、私はちょっと違うんじゃないかな?と思っています。
試験の日まで頑張って勉強漬けの毎日を過ごしてきたわけですよね?急に前日当日でペースダウンするメリットは何でしょうかね?一番大事なことは、ペースを変えないことなんじゃないでしょうか?いつも通りの勉強、生活を送ったら、いつも通りの力を発揮することができるんじゃないでしょうか?それを急に早めたり緩めたりしてしまうと何かが狂ってしまう気がしてしまいます。
試験当日に出せる能力は、今まで蓄積したものだけです。知らない問題は解けないし、知らない知識が試験中に宿ることはあり得ません。今までやってきたことを出すだけなので、試験前日も当日も、今まで通りのペースで生活するのがベストであると思います。
試験の直前にチェックしたものが試験に出た!ということもあります。試験の直前までペースを変えずにしっかり勉強するのがおススメです。もちろん、新たな疑問が生まれてしまうような勉強はすべきではないでしょう。疑問を解消できなかったら困りますから。直前は、今まで解いてきた問題を思い出す復習とか、単語チェックとか、そういう見直し系をやるのが良いと思います。
試験のときにできるのは、ミスをしないことだけというのも聞いたことがありますが、これもどうでしょうかね?ミスって、やろうと思ってするものではなく、してしまうものですよね?そして、その、ミスをしないための訓練は、試験勉強中にすべきことで、試験中にそんな余計なこと考えてたら、本来の力が発揮できないんじゃないでしょうか?そう考えると、前述しましたが、試験中に出来ることは、「どんな素敵な問題を作成してくれたんだろう」という精神状態で試験を楽しむことだけなのではないでしょうか。難しい問題が出てきても、「そう来たかー。やるねー!」と思いながら取り組みましょう!
色々考えてみましたが、結局、前日当日にできることは、今までやってきたことを淡々とやるってことですね。それしかありません。だからこそ日頃の積み重ねが一番大事ですね!
受験生!当日は頑張る必要はない!いつも通りで!!